こんにちは、Hana Hanaです❀ 今回の音読ラジオでは、またまた『超訳ニーチェの言葉より』私が「心に響いた」フレーズを4つご紹介しています。この著者の中に一番に私の心に響いた「なぜ自由な人はスマートか」というフレーズもご紹介しています。考えれば考えるほどに「心に響く…深いなぁ。」と思う素敵で向上心が上がるフレーズも紹介しています。是非、リラックスしてご視聴下さい。
39.高まるために捨てる
人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だから、わたしたちが何かをなすチャンスは、いつも今この瞬間にしかないのだ。
そして、その限られた時間の中で何かをなす以上、何かから離れたり、何かをきっぱり捨てなくてはならない。しかし、何を捨てようかと悩んだりする必要はない。懸命に行動しているうちに、
不必要なものは自然と自分から離れていくからだ。あたかも、黄色くなった葉が樹木から離れ去るかのようにだ。
そうして私たちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいていくことになるのだ。
『悦ばしき知識』フリードリッヒ・ニーチェ/超訳ニーチェの言葉 より
49.所有欲に征服されるな
所有欲は悪ではない。所有欲は働いて金を稼ぐことをうながし、その金銭によって人は十分な暮らしを送れるばかりか、人間的な自由と自立さえ得ることができる。
しかし、人が金銭を使っているうちはいいのだが、所有欲が度を過ぎるようになると、人を奴隷のように使い始める。もっと多くの金銭を得るために、ありったけの能力や時間をついやす日々が始まるのだ。所有欲は、休みさえ与えてはくれない。
こうして所有欲の手下となった人は、完全に拘束される。内面の豊かさ、精神の幸福、気高い理想、といった人間としてたいせつなものは無視されるようになる。あげく、金銭面だけが豊かで内面がごく貧しい人間が出来上がる。だから、所有欲がどこで自分を征服しそうになっているか、よく注意しておかなければならない。
『漂白者とその影』フリードリッヒ・ニーチェ/超訳ニーチェの言葉 より
(※音読の動画にて「征服」を(じゅうふく)と読み間違えてしまいました。とてもお恥ずかしい笑。次回からは、しっかり漢字読みに気をつけたいと思います。これも、また自分自身の勉強に繋がり良い経験だと思い😉 ※ポジティブに♪)
63.心は態度に現れている
ことさらに極端な行為、おおげさな態度をする人には虚栄心がある。自分の事を大きく見せること、自分に力があること、自分が何か特別な存在であることを人に印象づけたいのだ。実際には内にはなにもないのだが。
細かい事柄にとらわれる人は気遣いがあるとか、何事にも繊細だというふう見えることもあるが、内実は恐怖心を抱いている。何かを失敗するのではないかという恐れがある。あるいは、どんな事柄にも自分以外の人が関わるとうまくいかないと思っていて、内心で人を見下している場合がある。
『人間的な、あまりに人間的な』フリードリッヒ・ニーチェ/超訳ニーチェの言葉 より
73.なぜ自由な人がスマートか
自由になろうとし、ものの見方をより自在にし、自分の態度と個性を最大限に用いようとすることは、多くの利点を生むことになる。
まず彼は意識せずとも、自分の欠点を拡大したり、悪いことを行うことがなくなる。というもの、ものの見方が自由にして自在であるため、それらは邪魔だからだ。同じように、自分を自由にすることを妨害する怒りとか嫌悪の感情も、自然に必要ではなくなる。
本当に自由な人がスマートですっきりした印象を与えるのは、実際に彼の精神と心のあり方が、こういうふうにスマートになっているからなのだ。
『善悪の彼岸』フリードリッヒ・ニーチェ/超訳ニーチェの言葉 より
如何でしたでしょうか。何だかとても深く考えさせられる「心に響く言葉集」だったと思います。今日も皆様に小さな幸せを届けられましたら、幸いです。おやすみなさい☆
是非、音読してほしい『読み物』『素敵なストーリー』『本当にあった心が暖かくなる実話』などをお持ちでしたら、是非教えてください。
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Hana Hana
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